名張市は三重県の西端、奈良県との県境に位置します。近鉄大阪線で大阪難波まで約1時間という立地から、1970年代以降、大阪のベッドタウンとして大規模なニュータウン開発が進みました。桔梗が丘・つつじが丘・百合が丘といった住宅団地群がその名残です。人口は約7.5万人で、高齢化と人口流出が課題となっています。
土地の坪単価中央値は県内でも低い水準です。これは名張市の住宅ストックの多くが、1970〜80年代に開発された郊外団地であることに起因します。当時の分譲地は敷地が広く、駅からバス便という立地が多いため、現在の需要とかみ合っていません。
中古マンションの成約はわずか3件で、統計としてはまったく成立しません。
国土交通省「不動産情報ライブラリ」に登録された名張市内の直近2年の成約事例をもとにした中央値です。あわせて25〜75%のレンジを示しています。
名張市は、三重県内で最も売却が難しいエリアのひとつです。理由は明確で、団地の造成から40〜50年が経過し、当時購入した世代が高齢化する一方、若い世代の流入が止まっているためです。
結果として、駅からバス便の団地内戸建は、仲介に出しても内見がほとんど入らない状況が続いています。土地が50坪以上あっても、それが買い手にとって「広くて維持が大変な家」と映るため、価格に反映されにくいのが実情です。
相続で名張の実家を取得された方からのご相談が増えています。空き家のまま放置すると、2015年施行の空家等対策特別措置法により「特定空家」に指定され、固定資産税の住宅用地特例(最大6分の1)が外れる可能性があります。売却が難しいエリアだからこそ、早い段階で買取を含めた出口を検討することをおすすめします。
出典:国土交通省「不動産情報ライブラリ」不動産取引価格情報(直近2年・名張市内の成約事例)。土地は㎡単価を坪換算(×3.3058)、中古マンションは成約価格÷専有面積で算出。2026年7月時点の集計値であり、個別物件の査定額を保証するものではありません。
近鉄大阪線の名張駅が唯一の駅です。特急停車駅で、大阪難波まで約1時間、名古屋へは伊勢中川で乗り換えて約1時間40分。名張から見た「都会」は大阪であり、名古屋ではありません。
桔梗が丘駅は名張駅の隣にあり、桔梗が丘団地の玄関口です。それ以外のつつじが丘・百合が丘・梅が丘などの団地は駅から離れており、路線バスまたは自家用車が前提となります。この「駅からバス便」という条件が、名張市の不動産価格を最も強く規定しています。
主要駅:名張駅
乗り入れ路線:近鉄大阪線
名張市(名張駅・桔梗が丘・つつじが丘・百合が丘・梅が丘など)の物件も、30秒の入力で買取価格の目安がわかります。
個人情報の入力は不要。査定後に営業電話は一切ありません。