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松阪市とは

松阪市は人口約15万人、中勢地域の中心都市です。松阪牛のブランドで全国的に知られ、江戸時代には三井家をはじめとする豪商を輩出しました。2005年に飯南町・飯高町・嬉野町・三雲町と合併し、市域は西の山間部まで広がっています。近鉄山田線とJR紀勢本線が乗り入れ、伊勢方面・名古屋方面の双方へアクセスできます。

松阪市の地価の傾向

土地の坪単価中央値は県内でも低い部類で、津市をわずかに下回ります。旧飯南町・飯高町の山間部を抱えるため、レンジの下限が大きく引き下げられています。

一方、中古マンションの坪単価は県内2位と高い水準です。これは松阪駅周辺の限られた立地にマンションが集中しており、市全体の土地相場とは連動しないためです。

松阪市で実際に売れた価格(坪単価)

国土交通省「不動産情報ライブラリ」に登録された松阪市内の直近2年の成約事例をもとにした中央値です。あわせて25〜75%のレンジを示しています。

土地(宅地)
6.3 万円/坪
中央値/25〜75%は1.7〜13.6万円
直近2年の取引 251件
中古マンション
85.4 万円/坪
中央値/25〜75%は0.0〜0.0万円
直近2年の取引 48件

松阪市で最も注意していただきたいのは、市の土地相場をもとにマンションの価格を判断しないことです。土地の中央値は坪6万円台ですが、駅周辺のマンションは坪80万円台で成約しています。この乖離は、マンションが駅前の一等地にしか建っていないことに由来します。

戸建・土地については、旧松阪市の市街地なら仲介でも動きます。ただし旧4町エリア、とりわけ飯南・飯高の物件は、相続後に管理しきれず放置されている例が目立ちます。山林や農地が付随している場合、境界の確定に時間と費用がかかるため、売却を決めた段階で早めに動き出すことが重要です。

出典:国土交通省「不動産情報ライブラリ」不動産取引価格情報(直近2年・松阪市内の成約事例)。土地は㎡単価を坪換算(×3.3058)、中古マンションは成約価格÷専有面積で算出。2026年7月時点の集計値であり、個別物件の査定額を保証するものではありません。

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松阪市のどこにあるかで、価格は変わる

松阪駅が唯一の主要駅です。近鉄山田線の特急・急行が停車し、名古屋まで約1時間20分、伊勢市まで約15分。マンション・商業施設は駅の北側から西側にかけて集中しています。

市街地から離れた旧嬉野町・三雲町は、車移動が前提の住宅地です。JR名松線は本数が極端に少なく、実用的な通勤手段とは言いがたいため、沿線であっても駅距離補正はほとんど効きません。旧飯南町・飯高町は山間部で、取引そのものが限られます。

主要駅:松阪駅
乗り入れ路線:近鉄山田線、JR紀勢本線、名松線

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