伊勢市は伊勢神宮(内宮・外宮)を擁する門前町です。おかげ横丁・おはらい町には年間800万人を超える参拝客が訪れます。近鉄山田線・鳥羽線とJR参宮線が乗り入れ、名古屋から特急で約1時間半。人口は約12万人で、緩やかな減少が続いています。
土地の坪単価中央値は県内で中位です。伊勢市駅・宇治山田駅周辺の市街地と、二見・小俣・御薗といった周辺部で価格差があります。
中古マンションについては、直近2年の成約が19件にとどまり、統計として成立する水準に達していません。伊勢市はマンションの供給自体が乏しく、戸建・土地が住宅市場の中心です。
国土交通省「不動産情報ライブラリ」に登録された伊勢市内の直近2年の成約事例をもとにした中央値です。あわせて25〜75%のレンジを示しています。
伊勢市の売却では、マンションの査定額に幅が出やすいことを理解しておく必要があります。成約19件では比較対象が足りず、AI査定・不動産会社の査定を問わず、推定の不確実性が大きくなります。マンションをお持ちの方は、必ず複数社の査定を取り、根拠となった事例を確認してください。
土地・戸建は、駅徒歩圏と小俣・御薗の新興住宅地であれば買い手が見込めます。一方、観光エリアに隣接する古い町家や、二見・伊勢辻久留の一部では、建物が古く再建築の可否が問題になる例があります。門前町の景観地区では建築制限がかかる場合もあるため、売却前に用途地域と地区計画を確認しておくと、査定額の根拠が理解しやすくなります。
出典:国土交通省「不動産情報ライブラリ」不動産取引価格情報(直近2年・伊勢市内の成約事例)。土地は㎡単価を坪換算(×3.3058)、中古マンションは成約価格÷専有面積で算出。2026年7月時点の集計値であり、個別物件の査定額を保証するものではありません。
不動産の売却を考えるうえで、その地域の人口と世帯がどう動いているかは前提になります。伊勢市について、公的統計をまとめました。
2020年は国勢調査の実績値、2025年以降は国立社会保障・人口問題研究所による推計値です。
| 年 | 2020 | 2025 | 2030 | 2035 | 2040 | 2045 | 2050 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 人口(人) | 122,765 | 117,152 | 110,846 | 104,428 | 97,992 | 91,599 | 85,241 |
| 高齢化率 | 31.5% | 32.8% | 34.2% | 35.9% | 38.4% | 39.5% | 40.5% |
出典:三重県「月別人口調査」(2026年6月1日現在)/国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計/三重県「空き家の現状」(令和5年住宅・土地統計調査)
伊勢市駅(近鉄・JR)と宇治山田駅(近鉄)が中心で、両駅は徒歩圏内にあります。外宮へは伊勢市駅から徒歩5分。近鉄特急で名古屋まで約1時間25分、大阪難波まで約1時間45分です。
住宅地として需要があるのは、両駅から徒歩・自転車圏の一帯と、小俣町・御薗町の区画整理エリアです。二見町はJR参宮線の二見浦駅がありますが、本数が少なく、実質は車移動になります。観光地としての知名度と、住宅地としての需要は必ずしも一致しない点に注意が必要です。
主要駅:伊勢市駅・宇治山田駅
乗り入れ路線:近鉄山田線・鳥羽線、JR参宮線
伊勢市で直近2年に成約した土地(宅地)の坪単価は、中央値で9.6万円でした。この1つの数字だけで判断すると危険な理由が2つあります。25%〜75%は3.2〜13.6万円。約4倍の差が立地によって生まれています。
成約は218件。事例はある程度そろいますが、条件が近いかどうかで結果が変わります。中古マンションは成約事例が乏しく、このページには掲載していません。
価格帯がまとまっている分、中央値は使いやすい目安になります。あとは接道と形状の個別条件です。
29市町中6位で、県内ではほぼ中位です。中央値どうしを並べた県内の真ん中は坪4.3万円なので、伊勢市はその約2.2倍にあたります。
接している市町と並べると差がはっきりします。
伊勢市の人口動態と価格帯から見て、関係しやすいのは次のテーマです。
伊勢市(伊勢市駅・宇治山田・五十鈴川・小俣・二見など)の物件も、30秒の入力で買取価格の目安がわかります。
個人情報の入力は不要。査定後に営業電話は一切ありません。