熊野市は三重県南部、世界遺産・熊野古道や鬼ヶ城、七里御浜など景勝地で知られる市です。JR紀勢本線の熊野市駅が中心で、林業・農業(みかん栽培など)が主要産業です。市域は熊野灘沿岸の市街地と、紀和町など山間部の集落に分かれ、山間部では空き家・空き地の増加が課題となっています。
熊野市駅周辺の市街地は生活利便施設が集まり一定の需要がありますが、紀和町など山間部の集落は人口減少が著しく、空き地・空き家の流通が進みにくいのが実情です。直近2年の成約件数は10件と少なく、坪単価のレンジにも幅があります。
国土交通省「不動産情報ライブラリ」に登録された熊野市内の直近2年の成約事例をもとにした中央値です。あわせて25〜75%のレンジを示しています。
熊野市の土地取引は10件と件数が少なく、坪単価は1.33万円〜2.8万円のレンジに収まる取引が中心です。熊野市駅周辺の市街地は比較的安定して売れていますが、紀和町など山間部の土地は仲介ではほとんど値が付かないケースもあります。
中古マンションの流通はほぼ無く、戸建・土地が主な取引対象です。相続で取得した実家や空き家、山林に近い土地も、現況のまま買取可能です。
出典:国土交通省「不動産情報ライブラリ」不動産取引価格情報(直近2年・熊野市内の成約事例)。土地は㎡単価を坪換算(×3.3058)で算出。2026年8月時点の集計値であり、個別物件の査定額を保証するものではありません。
不動産の売却を考えるうえで、その地域の人口と世帯がどう動いているかは前提になります。熊野市について、公的統計をまとめました。
2020年は国勢調査の実績値、2025年以降は国立社会保障・人口問題研究所による推計値です。
| 年 | 2020 | 2025 | 2030 | 2035 | 2040 | 2045 | 2050 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 人口(人) | 15,965 | 15,965 | 13,191 | 11,840 | 10,577 | 9,422 | 8,360 |
| 高齢化率 | 44.7% | 44.7% | 47.0% | 48.3% | 50.3% | 51.9% | 53.2% |
出典:三重県「月別人口調査」/国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計/三重県「空き家の現状」(令和5年住宅・土地統計調査)
JR紀勢本線の熊野市駅が市の中心で、名古屋・新宮方面への特急も停車します。駅周辺の市街地は生活利便性が高い一方、紀和町など山間部の集落は駅距離よりも道路事情や日照条件が価格を左右します。
主要駅:熊野市駅
乗り入れ路線:JR紀勢本線
熊野市の土地は坪単価中央値が1.9万円。まずこの数字の「幅」を押さえてください。25%〜75%のレンジは1.33〜2.8万円、開きは約2.1倍にとどまり、価格帯は比較的まとまっています。
成約は10件しかありません。中央値はごく少数の取引で決まっているため、単独の目安としては弱い数字です。中古マンションは成約事例が乏しく、このページには掲載していません。
価格帯がまとまっている分、中央値は使いやすい目安になります。あとは接道と形状の個別条件です。
土地の坪単価では29市町中19位で、価格帯としては低めです。中央値どうしを並べた県内の真ん中は坪4.3万円で、熊野市はその約44%の水準です。
接している市町と並べると差がはっきりします。
熊野市の人口動態と価格帯から見て、関係しやすいのは次のテーマです。
熊野市(熊野市駅周辺)の物件も、30秒の入力で買取価格の目安がわかります。
個人情報の入力は不要。査定後に営業電話は一切ありません。